最近では、診療を自分で行っているだけではなく、以前から手掛けたかった分野の仕事もスタートしています!
それが、
復職Dr.や皮膚科(美容皮膚科)を学びたいDr.たちのサポートです。
復職したい女性Dr.の研修場所がない…
ここしばらく、医学部の入試における女性差別問題が取りだたされました。
確かに、医療の現場では女性医師が結婚や出産によって離職する率が高く、男性を優先的にDr.にしたい気持ちは理解できます。
この離職率が高いのには、さまざまな理由があるのでこの場では言及しませんが、同級生の女医さんたちを見ていると、感じるのは
一度パートになると、常勤医師に戻りにくい
完全に診療をお休みしてしまうと復職しにくい
という、現状があるなと感じます。
同じ医療従事者でも、看護師さんはしっかり復職プログラムがあったり、病棟内でチームを作りながら、お休みしていたところの技術をアップデートするシステムができています。
それに対し、女性Dr.には、そういった環境が無いのです…
女性Dr.の復職… 外来勤務はいきなり一人で責任を持つ
子育てで休んでいたDr.が復職を考えた時、その就職先はほとんどのケースで…大きな病院ではなく個人クリニックの外来勤務を希望されます。
一方、開業の先生が代診や複数診療のDr.を求人するときは、当然今すぐ戦力になる十分に診療をこなせるDr.を期待します。
あらら……復職したいDr.の方では…
数年臨床の現場から離れていたら、1人で診療は不安ですよね…
ここにミスマッチが生まれ、なかなか復職希望の先生が勤務につけないという事態になります。
せっかく働きたい医者がいるのに、働くことができない状況ってもったいないなぁ~、
このようにして、日本の医療現場では女性Dr.よりも、男性Dr.が必要とされていくのでしょうね。
若手Dr.の悩みは10年前の私の状況と全く一緒
女性Dr.の復職が難しい状況とともに、もう一ついつまで経っても改善がないな…と思うこと。
それが
美容医療の教育現場がないこと!
確かに、10年以上前は美容は医者のやることではない…というような風潮がありました。
でも、近年では化粧品よりも確実に効果の出る医療でケアをしたいというニーズが高まっていて、美容皮膚科を求める人が多数いらっしゃいます。
私が美容医療を学びたいと思った10年ほど前、その時に一番苦労したのは美容医療を勉強できる場所、研修できる場所が無い!という事態でした。
当然、大学病院で研修ができるでもない。
美容医療の研修ができる病院もない。
本当に、最初はどうしたらいいのか…と途方に暮れたことを今でも覚えています。
幸いなことに教授のご友人Dr.のもとに研修に行かせていただき、また当時レーザー治療の第一線で知識の豊富な先生から、直接レーザーについてレクチャーを受けることができるという幸運の元、美容医療に関して知見を深めていくことができました。
そんな、10年前は大変だったのよ…
と、研修医の先生たちと話をしていたら、「今でも、美容を勉強したくてもどうしたらいいかわからないです」という声が!!
私が10年前に悩んだことと全く同じ悩みも、今の若いDr.達も思っているなんて、全く進歩のない世界だわ…と思ったわけです。
復職したい・美容を学びたいDr.たちに研修できる環境を
Dr.達の学びたい、それも座学だけの勉強だけでなく実際の患者さんに施術をするという研修ができるような環境を作りたい。
それが、私の手掛けたかった仕事の一つです。
まだまだ少人数のアットホームなセミナーですが、まずは東京でそのスタートを切りました。
今なら、マンツーマンで指導をすることも可能なので、ご興味ある方はお気軽にお問い合わせからご相談ください(#^.^#)
注意:セミナーを受講できるのは、医師免許をお持ちの方に限ります
・モニター患者さんへのレーザー照射
・ボトックス注射の体験&モニター患者さんへの施術
・ヒアルロン酸注入の体験やモニター患者さんへの施術
・ニキビ診療のコツと治療方針の立て方
・シミ治療の方針の立て方や実際の治療
などなど
本当はもっともっと、お伝えしていることがあるのですが、ここには書くことができませんので、詳細はご連絡を頂いたときにお伝えしますね。