育毛に理想のシャンプー実験途中経過

水と油

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「皮膚科専門医」Dr.mikoの美容チャンネル


皆様こんにちは、Mikoです👩‍⚕️

前回の記事 ▷ 育毛に最適なシャンプーを追求中

育毛に最適なシャンプーを求めて実験中ですが

「もしかして使えるかも?」と思って試している魔法の化粧品原料

サラサラしていて、何のテクスチャーも無いので

きちんと髪が洗えているのか?
頭皮は臭くないのか?

洗えている実感がないので、なんとなく心配です…

家族に見てもらうと
「フケもないし、臭くないから大丈夫そうだよ」とは言ってくれますが
いくらこれで汚れが落ちていると力説しても

きっと誰も信じてくれない……

そう思うくらい、髪を洗っていても何も手ごたえがありません😅

それなので、実験をしてみました🌡

洗浄力テスト

今回、頭皮の汚れの中でお湯で落ちにくい皮脂汚れ、

つまり「油」の取れ具合を検証してみました!

①準備

画面の左から 「水」、「水+シャンプー1滴」、「魔法の原料」

すべて同じ量、8mlを準備しました。

ここに「油」を入れます。

っと言っても、ただ油を入れただけではわかりにくいので、

赤い色を油につけて、入れてみます。

洗浄力テスト

油は、化粧品原料用のオリーブオイル、
そこに、油絵の具の赤を入れて混ぜます。

じゃん。

赤い油の完成✍️

② それぞれに赤い油を入れてみる

赤い油で実験

各容器に、赤い油を1ml入れました。

左から 水8ml、水+シャンプー1滴8ml、魔法の原料8ml  です。

実際に油を入れてみてふと考えると、

通常の頭皮環境で、

水8:油1 なんてありえません!!!!

このくらい油が多いと、手で頭皮や髪を触れただけで、手に油がべっとりつくくらいの油の分量です。

一般的な頭皮の油の量ってわかりませんが……

きっと水「100:油1」ぐらいの比率じゃないかな??

そんな

非現実的なくらい油が多い状態ですが

このくらいだと、実験結果が出そうなので

このまま実験を続けます!

③ 油と中身を激しく混ぜる

まずは、油と中身の相性や、混ぜた時にどのように変化するかを見るために、激しく混ぜることにしました。

それぞれを、上下に30回、シャカシャカ振ります。

そして、そのまま放置。

水と油

面白いですね。

全然結果が違います。

一番左・水だけ

やはり水と油はなじみません。

最初のうちは、ドレッシングを家庭で作った時のように「なんとなく混ざっている」状態ですが数分で、水と油に分離します。

しかも、容器の内側にべったり油がくっついている様子。

真ん中・水+シャンプー1滴

実験を開始するまでは、

たかだか、シャンプー1滴、そんな少量で違いがちゃんと出るのかな?

なんて思っていましたが、大違い。

全然違います。

油を完全にシャンプーの界面活性剤が浮かしとり

水と分離しています。容器の内側にも油はくっついていません。

ホント、1滴でこのくらい違うの!?とビックリするくらいの洗浄力。

シャンプーの界面活性剤って洗浄力が強いですね。

これを、手のひらに3,4プッシュ取って

頭皮を洗っていることを考えると

どれだけ頭皮の油がとられているか😱 想像するだけでちょっとぞっとします。

髪が多い女性なら、
シャンプーのほとんどが髪に付着するので、
頭皮に直接の刺激は少ないけれど

頭頂部が薄くなってきた方が
これだけ強い洗浄力のものを、髪の薄いところにつけたら
ダイレクトに頭皮に影響が出てしまう……

う~ん。育毛を考える上ではシャンプーがますます重要だと気付きます。

一番右・魔法の原料

シャンプーを入れたものと同じようになるかと思ったのですが、これはこれで全く違う反応です。

油と完全に乳化
混ざり合っています。

シャンプーが洗剤の仲間だとすると
この魔法の原料は、メイク落とし(クレンジング)と似たような役割をしているのかもしれません。

今後、メイク落としを使って、追加実験をしてみようと思います。

まぁ、それでも、油と乳化している=油を浮かしとっている と考えられるので油を落とす力があることに期待できそうです。

④ シャワーで流すことをイメージ、40度のお湯で5回洗浄

さてさて、油と混ぜた時の反応の違いはわかりました。

で、本題は
「シャワーのお湯で洗い流したときに皮脂は落ちているのか?」 ということですので

それぞれ中身を捨てて
容器に残っている油を
40度のお湯で5回洗ってみました。

*この洗い流しは、ただ容器にお湯を入れて、捨てる…ということを繰り返しています。
中には一切手を触れていませんし、蓋をしてシャカシャカ振ったりもしていません。

ただ、入れて捨てるの繰り返し

油と水

いかがでしょう!!!

結果は

水… 容器の周りにべったりとついた油は取れず → お湯だけでは頭皮の油は残る可能性

水+シャンプー1滴… 容器にはほとんど油がついておらず落ちている → 頭皮の皮脂汚れは十分取れそう

魔法の原料… 容器にはほとんど油がついておらず落ちている → 頭皮の皮脂汚れは十分取れそう

ということで

水とのなじみ具合はシャンプー1滴とは異なりましたが

魔法の原料は、シャンプーと同等の頭皮の皮脂汚れを落とすと考えられる

と、今回の実験では結論付けさせていただきます👩‍⚕️

引き続き、この魔法の原料を上手くシャンプーとして使えるように

研究を重ねていきます👩‍⚕️

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