顔の赤み(ニキビ跡など)にスキンケア

赤み 改善 化粧品

皮膚科診療をおこなっていると、よく相談される症状の一つが

ニキビ跡

ニキビ跡の改善方法は、そのニキビ跡が下記の①、②のどちらにあたるかで大きく異なってきます👩‍⚕️

① 凹んだニキビ跡
② 赤いニキビ跡

①の凹んだニキビ跡は、傷跡と同じものなのでそのままにしていても改善は一向にありません。

スマートサイドドットレーザーなどで、凸凹をなだらかにしていくしかないのです。

一方、②の赤いニキビ跡。

これは、ニキビが赤く腫れてそのあとに血管の赤みだけが残った感じです。

この赤みにあまりいい治療がなくて…

しいて言うなら、フォトフェイシャルや血管腫レーザー(←これらは数年単位で残っている赤みには有効!)

でも、できたばかりの赤いニキビ跡には刺激をしないことが一番なので、治療で赤みが増す可能性もあります。

それなので何もせず、何もいじらず半年は様子を見てください…としかいつも言いようがないのです。

焦って一般のクリニックを受診して、気休め程度に薬をもらった程度であれば問題ないですが、ステロイド剤なんかを塗ったら逆に赤みが増すことだってあります。

一番いい治療は

・決して触らない(洗顔と普通のメイクの時に触れる程度はOK、気にして触るは絶対ダメ)
・こすらない
・余計なことをしない

赤みだけではなく、肌荒れで受診される患者さん全般に言えるのは

ネット上の不確かな情報に踊らされて、あれこれ改善策をやったために逆にどんどん悪くなる……ということ。

本当に「何もしないことが一番の解決策」という提案しか今まではできませんでした。

そんな中、今シーズンも楽しく滑っていたスノーボードの際に、思いっきり転倒して激しく顔を雪にぶつけ、
ゴーグルで鼻に赤い傷ができてしまいました。

おそらく、薄く皮膚がむけた傷です。

ニキビ跡の赤みとはでき方がちょっと違いますが、血管が増えての赤みであることは同じなので

ここ最近試作しているオレンジバーム(仮称)を付けてみてました!

美肌 美白 バーム

そうしたら、2ヵ月もたたないうちに、赤みがぐっと減ったのです!

塗り始めて1ヵ月ぐらいは全然改善傾向がなくて、ここ2週間ぐらいで見るたびに赤みが薄くなり、メイクをすればわからなくなるぐらいまで薄れました。

そして、3日ぐらい前からは、すっぴんでもほとんどわからないくらいまで!
(むしろ、眼鏡あとの赤みの方が目立つぐらい)

試作品:オレンジバーム(仮称)

この試作品のオレンジバーム(仮称)は、

・肌を構成するセラミドがラメラ構造になったバームがベース
・抗酸化成分1:肌の外側からの刺激から守ってくれる。紫外線を浴びた時の活性酸素を即座に消去
・抗酸化成分2:肌の表皮細胞に取り込まれて、細胞膜で発生する活性酸を即座に消去。肌の新陳代謝も促進してくれる
・抗酸化成分3:肌細胞自体が抗酸化力を発揮する。錆びた肌を素早く元に戻す作用

という、3つのそれぞれ異なる作用を持った成分を配合しています。

この3つの抗酸化成分の働き…… 細胞をイクラに例えると…

イクラの中身を守るために

抗酸化成分1:イクラの膜の表面にペタペタ塗って、外側をコーティングして守る
抗酸化成分2:イクラの膜自体が強くなって、中身が悪くならないようにする
抗酸化成分3:イクラの中身から自発的に自分を守る成分が作られる

こんなイメージです。

そしてそれらの成分を、肌表面の細胞に保湿成分として存在しているセラミド、その中でも人の肌にあるセラミドと同じラメラ構造を持っている特殊なセラミドバームに混ぜ込んでいます。

人の肌構造と同じなので、塗った時に、より肌への浸透、細胞への働きかけが起きるという訳です。

めちゃめちゃいい成分を入れている訳ですが、塗り心地は重くベタベタと最悪なのです……

それでも、効果が出てきたので、これは効果優先で許される化粧品かもなと思っています🧫

まだまだ試作段階なので、皆様にご紹介できるようさらなる改良を重ねていきますね👩‍⚕️

関連記事

  1. 美肌 美白 バーム

    化粧品研究🧫

  2. アスタキサンチン 化粧品原料

    アスタキサンチン化粧品は、なかなか難しい

  3. 美白 ハイドロキノン

    【化粧品開発】美白剤・ハイドロキノンの改良研究に取り組んでい…