皆様こんにちは、Dr.mikoです。
前回は額のシワ、ボトックス注射の話や、先に目元のたるみを解消…というマドンナリフトについてお話をしました。
まれに、額のシワにもマドンナリフトと同様に、炭酸ガスフラクショナルレーザー治療(スマートサイドドットレーザー治療)を
組み合わせる必要があるケースがありますので、本日は「額のシワ治療・レアケース」についてお伝えします。
一般的な額のシワ
レアケースの前に、一般的な額のシワをボトックス注射で治療したときの改善度合いをご覧ください。
治療前は、正面を見てもらっただけでも額にシワが寄っています(写真左)
一方、ボトックス注射のあとは、額にシワはよらず、ピンときれいにハリがある状態になっています(写真右)
「額のシワが気になる」とご相談いただく方の約90%はこのケースと同じだと思っていただいて大丈夫です。
ただし、
レアケースでは、ボトックス注射だけではシワが残ってしまいます。
額のシワ、レアケース例
こちらの写真のケースのように、くっきりハッキリ入っているシワは、表面の筋肉の動きでできるシワだけでなく、シワの記憶が皮膚にも刻み込まれてしまっています。
これは、傷あとと同じような変化が起きている状態です。
このケースでは、ボトックス注射のまえに、額にもマドンナリフトと同じ炭酸ガスフラクショナルレーザー(スマートサイドドットレーザー)が必要です。
有名人でいえば、政治家の河野太郎さんのおでこのシワは深く刻まれていますよね。
引用:https://sirabee.com/2022/12/22/20162996159/
洋服のシワに例えると
アイロンをかけて伸ばせばきれいになる状態が、一般的に見られる額のシワ
一方、傷と同じ変化まで至ったシワの場合は、アイロンがけだけではきれいにならず、かけはぎという傷を直す特別な技術が必要になります。
アイロンがけ=ボトックス注射
かけはぎ施術=CO2フラクショナルレーザー(スマートサイドドットレーザー)での傷あと改善
と考えてもらうとイメージしやすいでしょうか?
こんな人は額のCO2フラクショナルレーザー治療も必要
レアケースになりやすい人の特徴は、次の3つ
1.日光によく当たる
皮膚が固くなって、シワもしっかり刻み込まれやすくなります。
2.額の筋肉の力が強い
強くしわが入るたびに、少しずつ皮膚の内側も変化し、その積み重ねで傷のような状態になります。
3.男性
男性のほうが女性よりも皮膚が厚いことが多く、さらにUVカットをする習慣がない方も多いため、よりシワが深くなりやすくなります。
自分のシワはどっちタイプ?カンタンにチェックする方法
ご自身の額のシワが、一般的なシワなのか、それともレアケースなのかをカンタンに見分ける方法を一つご紹介しますので、気になる方はチェックしてみてください。
【準備するもの】
・手鏡
・横になれる空間
【チェック方法はカンタン!】
まず仰向けに横になり、鏡を手に持ち顔の上に掲げます。
その状態で、鏡を頭のてっぺん方向に動かして、目で追うと… 額にシワが寄りますよね。
その手をゆっくりアゴのほうに移動して、眼だけで鏡を追います。
その時に額にシワが残っているかどうかチェック!
額にシワがなければ、ボトックス注射できれいになるシワです。
一方、顎のほうに視線を動かしてもシワが残っているようであれば、レアケースの可能性があります。
チェックもしてみて、「私の治療は、どうなるの?」と思われた方、お気軽に無料相談をご活用ください!