皆様こんにちは。Dr.mikoです。
先日、50代の知り合いの方から
「このおでこのシワを何とかしたいのだけれど、どうしたらよい?」
と相談を受けました。
ボトックス注射できれいになる?
何か簡単にレーザーを「ピピピ」と当てて何とかなる??
とお考えだったようです。
実際にはおでこのシワはそんなに簡単にきれいにはならないということを
しっかりお伝えさせていただいたら、
「そんなにあれこれ必要なんだ~。時間がかかるね」と驚かれていました。
おそらく、多くの人が同じように思っているのだろうな。と感じましたので、
今回は、おでこのシワをどうやって解決するのか?
についてお伝えしていきます。
40代以上の方には、おでこのシワにボトックスはNG
意外かもしれませんが…
40代以上の方には、おでこのシワに対して、いきなりボトックス注射はNGだとお伝えすることがよくあります。
なぜなら、40代以上の方のおでこのシワ、単純におでこだけの問題ではなく、
目周りの問題も関係してできたシワだからです。
例えば、まぶたが重く感じる眼瞼下垂…
この眼瞼下垂は、年齢とともに少しずつ進行し、目の周りの筋肉で目をしっかり開けることができなくなります。
そのため、目をしっかり開けるために、おでこの筋肉を使ってまぶたを持ち上げようとします。
その結果、おでこにシワができてしまうのです。
つまりおでこのシワは、まぶたを持ち上げるためにできたものです。
このおでこのシワができないように、ボトックス注射で筋肉の働きをお休みさせてしまうと
まぶたが下がってしまうという副作用が出てしまいます。
おでこのシワは改善するけれど、まぶたが下がって目が細くなってしまう😱
あれ?そんなはずじゃなかった…
ということが起きてしまうのです。そのため、おでこのシワにいきなりボトックスはNGということです。
40代以上のおでこのシワ改善はコンビネーション治療がおすすめ
では、おでこのシワを改善するためにはどうしたらいいの?と思いますよね。
治療のポイントは、おでことまぶたの両方を治療することにあります。
そこで、まずはおでこのシワの原因になっている、
↓
その後おでこのシワを改善
という順序で治療を進めていく方法がおすすめです。
まぶたケア+おでこシワ治療
当院のイチオシメニューは、
まぶたのケア「マドンナリフト」+おでこボトックスのコンビネーション治療
まずは、まぶたのたるんで伸びている皮膚を「マドンナリフト」で引き締めます。
治療回数は、まぶたのたるみ具合に合わせて、2ヶ月に1度ほどの期間で、3~5回行います。
(Before / After)眼瞼7回治療の症例写真
ボトックスの打ち方も、通常の強めにしっかり筋肉を止める方法と
少量ずつ、浅いところにまんべんなく打って、弱めに治療をする方法がありますので、
そこはDrとしっかり相談して、納得の方法で進めてください。
ちなみに、おすすめは浅い部分にまんべんなく注射する方法です。この方法で、もし気になるシワが残ったら
2週間後に追加の注射をすれば大丈夫!
弱め+部分的にしっかり治療することで、副作用で困ることなく満足の仕上がりになります。
*副作用:ボトックスが効きすぎてまぶたが重たくなる
まとめ
40代以上のおでこのシワ、すぐに注射でサッと改善したくなりますが
ただボトックス注射を使うだけだと、まぶたが重くなるという副作用が出る人が多くいます。
半年から1年ぐらいの時間をかけコンビネーション治療で根本から解決することで
お時間はかかりますが、その分満足の結果になります。
おでこのシワが気になったら、おでこだけの治療で解決するのか、それともまぶたも一緒にコンビネーション治療したほうが良いのか、まずはこの点を見極めることからスタート。
当院ではスタッフによる無料美容相談をご準備しています。
おでこのシワがボトックス注射だけでいいのか、コンビネーション治療が必要なのかを見分ける方法を
Dr.miko直伝でスタッフに伝えています。
この方法は、メイクも落とさず、痛みもなく簡単に受けていただけるので
お気軽にご来院ください。
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コラム
効きすぎた場合は、4~6か月ほど効果が切れるのを待つしかなくなります。
ボトックスが効きすぎた場合の副作用は、
・筋肉の動きを止める力が強く出て、おでこの治療の場合は、まぶたが重く下がってしまう
・効かせる必要のない筋肉の動きも休ませることによって、思っていた表情と違う表情になる
この副作用を回避する方法は、2段階注射。最初は弱め治療、2週間すぎてまだ気になるシワに追加注射。
こうすれば安全に治療できます!