*写真に写っているオレンジ色の蛍光ペンは、治療の際に数を数えマーキングしているものです。治療後に簡単に落とせます。
今回は、私の大好きな首イボの除去治療についてお伝えします!(首にできるぽつぽつの90%は、アクロコルドン・スキンタッグ・軟線維腫・脂漏性角化症(老人性イボ)です)
皮膚科医として18年、毎月16,000個ほどのイボを治療しながら、首イボ治療をあれこれ試行錯誤しながら、今の方法「mikoメソッド」にたどり着いたのが10年ほど前……そこから、首イボ治療のより良い結果を皆様の笑顔を楽しみに、技術UPに取り組んでいます。
そんな、首イボをさまざまな治療方法を試みた結果、たどり着いたmikoメソッドでできること、できないことをつづっていきますね。
首イボ除去治療 mikoメソッドをうけるメリット
まずは、首イボ除去治療 mikoメソッドのメリットについてです。
1回の治療で終了する
1つひとつの首イボは、1回の治療で除去終了です!
イボの数が多い場合は、1回当たり150個まで一気に治療することも可能です。
1回の治療で下記の写真のようにキレイになります。
☆1回で数多く治療をしたとしても、全身への影響はありません
☆治療後、キレイさを優先すると体の全面と体の後面(背中)の治療を同時におこなうことはおすすめしていません
治療1週間後には、手に引っかかるもののないツルツル素肌に!
治療後1週間程度で(赤みはまだ残っているかもしれませんが)手触りはすでにツルツルの素肌になります。
治療を受けてくださった皆様が、治療前の首を触った時にざらざらしていたお悩みが、一気に改善されて治療効果を実感されています。
ツルツル肌になった一例
こちらの症例は「首のイボ+湿疹」
首イボの治療とちょっとしたスキンケア・塗り薬の指導で、たった3週間ほどでつるつるの素肌になりました。
おそらく、イボが無くなって痒みが無くなったのも、湿疹が素早く改善した一因だと思われます。
mikoメソッドでは首にできる2㎜以下の小さないぼを主に治療しています
2㎜以下の首イボが、一番キレイに治療ができるサイズです。
2mm以下の症例
大きめでmikoメソッドでの治療ギリギリなサイズ
他のクリニックで「小さくて治療できない」と言われた方もOK
他のクリニックさんで、治療をご相談されて
「治療するとかえって汚くなるから、しない方が良い」
と言われた方でも大丈夫!
Dr.mikoの経験上、ご相談いただいた98%の方の治療が可能でした
小さくて他院で治療できなかったイボの一例
パッと見て、どこにイボがあるのかわからない……
でも、ご本人的には手に触る小さなぷつぷつが気になるという事で治療をご希望されました。
確かに、よく見るとごくごく小さないぼがあちらこちらにあります。
こういった、小さな首イボを治療したときには注意事項が一つあります!
・1~2週間ぐらい、他人から「首に赤みが出ているけれどどうしたの?」と逆に指摘を受けます。
小さな首イボで、普段誰からも指摘されることがない人の場合、このような事態になる事をご了承くださいm(__)m
2㎜を超える大き目のイボはレーザー治療がおすすめです
2㎜までの小さめのイボは、mikoメソッド治療が一番おすすめできる治療ですし、首にあるイボの80%ほどのはこの大きさです。
では残り20%の2㎜を超えるイボは……レーザー治療で治療をお受けしています。
2㎜を超えるイボの治療は、炭酸ガスレーザーでの治療の方がmikoメソッドより勝っているからで、より傷跡が残りにくい治療を選択するべきだと考えているからです。
数が多くてもOK!
おおよそ1回の治療でほとんどのイボを治療することができます!
1回の目安は150個程度。
150個とは…下記写真で見られる数程度のイボ数です。
150個ほどの首イボを治療するのに20分もかかりません
Dr.mikoによるmikoメソッドでは、首イボの治療自体は100個で15分ほど、150個治療を行っても20分程度で終了します。
治療前に、麻酔クリームを塗る時間が30~40分ほどありますので、施術全体では、
麻酔クリーム30分+首イボ治療15分+前後の処置など15分=60分
ほどの余裕を見ていただくと良いと言えます。
*秋田院の場合、首イボ治療の数が多いケースでは2時間ほどの余裕を診て頂いた方が良いです。
また、同じ時間に2~3人程の予約があるので、前の人の治療が長引くとお待ちいただく時間が長くなります。すみません。
お帰りの時間に制限があるときは、スタッフまでお気軽にお声をかけてください。
液体窒素の治療と異なり、シミにはほとんどなりにくい
下記の写真は、首イボを100個ほど治療して4ヵ月後の写真です。
液体窒素の治療と異なり、mikoメソッドではシミになる事はかなり稀です。
治療後に特別なケアをしなくても、このようにきれいな状態でスッキリした首になれます(*^▽^*)
*白丸で囲ったイボは、大きめなのでレーザー治療を行いました
最も治療に向いているのは「首」、体のイボも治療可能
一番治療に向いている部位は「首」。首イボ治療が最もおすすめできる理由は
・治療後の赤みも他の部位より早く消える
せっかくきれいになろうと治療を受けても、ダウンタイム(人目を避けたくなる期間)が長ければ意味がありません。
それに、治療したところに傷ができてしまっても、満足な結果にはなりません。
首は、傷にもなりにくく、ダウンタイムが短いので一番治療をお受けして頂きやすい部位です。
一方、体のイボ治療を行うと、
★傷跡が残る可能性がある
と、首のイボ治療と比べて妥協しないといけない点が出てきます。
それでも、「体のイボ」治療をしたいというご相談を多数いただきますので、AdeB&FLALUクリニックでは、下記の事に納得して頂ける場合のみ、体のイボの治療をお受けしています。
1.傷跡一つなく治療をする…ことはできません。傷が残る可能性をご納得の上治療に臨んでください
2.当院では傷が残った場合に、傷跡改善の可能な治療はご提案しますが、その治療費用に関してはご本人負担となります。
3.傷が残った場合も、一切の慰謝料などのお支払いは致しません
体のイボ治療を行った一例がこちら。
体のイボの上半分を治療し、下半分は未治療の状態です。幸いなことに、こちらの症例では傷跡が残りませんでした。
mikoメソッド治療後の注意
・赤みが治療後3日ほどは目立ちます
・赤みが完全に引くのに、早い人で1週間、かかる人は1か月ほど。稀に数か月うっすら赤い方もいます
・受診の時には、お帰りの際に首元を隠せる準備がおすすめです(ストール、襟付きの服)
・ヨガやストレッチなど首や体を伸ばす運動は2週間ほどお休みされることをおススメしています
mikoメソッド治療におすすめの季節は…
実は1年中その季節ごとのメリットがあります。
春は:春に治療を受けると、夏はスッキリ
夏は:実は湿度がある故、一番直りが早くて赤みも引きやすい季節
秋は:日差しが落ち着いて、治療後のシミになる危険がぐっと減ったいい時期
冬は:タートルネックの洋服、ストールなどで治療後のカモフラージュが一番しやすい時期
逆に、各季節のデメリットはあるのでしょうか?
春は:花粉症の時期。アレルギー症状があると治療後の赤みが出やすかったり、治療部位がかゆくなる可能性があるので、花粉症のある人は無理をしないで。
夏は:紫外線が気になる時期。治療後2週間ほどは日焼け要注意で、この期間は極力外出を避けた方が安全…
秋は:デメリットはほとんどないけれど、首を隠せる時期になって、ほっと一安心。首イボ治療をしようというテンションが下がりがちな時期
冬は:空気の乾燥が強いため、赤みが引くのに時間がかかる人がいます。特に、タートルネックのインナーを着る機会が多い方は、治療後の肌とインナーがこすれて赤みが強く出る可能性があります。
mikoメソッドによる首イボ治療の費用
mikoメソッドによる首イボ除去は、全額自費治療となります。
首イボ50個まで:¥30,000
首イボ51個目から1つあたり 600円
麻酔クリーム(顔半分以下のサイズ) ¥1,000
麻酔クリーム(顔全体のサイズ) ¥1,800
麻酔注射 ¥600
初診療 ¥3,300
再診料 0円
薬代500円程度
治療費例
例えば、80個の首イボ除去・初診、治療部位は首だけ のケースでは
50個まで 30,000円+600円×残り30個+初診料3000円+麻酔クリーム(顔半分以下のサイズ)1000円+薬代500円
=52,500円
確かに、保険診療と比較すると高い金額にはなります。
ただ、受診される方は、普段の白髪染めに月5,000円×12ヶ月=60,000円と考えると、1回の治療で1年以上首のイボを気にせず過ごせるのであれば納得できるとおっしゃっていただけます。
首イボは白髪のように、体質的に出やすい人はまた出てしまうものです。けれども、治療をして首元を気にせず生活できたら、それは本当にメリット大だと仰っていただけるので、。
治療を受けた方からのアドバイス集
既に、mikoメソッドで治療をお受けいただいた先輩Drから、治療経過に関するアドバイスを口コミで頂きましたので、ご紹介します。
治療後の注意点をお書き頂いたお声
なかなか、治療する我々は治療後の毎日のケアや経過をを見ることができないので、とても参考になります。
男性の方も、きれいにスッキリして喜ばれているというお声
赤みが消えにくいというケースもお声を頂いています
冬に治療を受けられたので、もしかすると冬のデメリットに記載したように、タートルネックなどでこすれて赤みが強く出たのかもしれません。
首がきれいになったのは早いけれど、体の方のイボ治療をしたところがまだ跡が残っているというお声
確かに、首と比較すると体の方が赤みが消えるまで時間がかかります。
2~4ヵ月ほどは赤みが引けるまでかかる可能性があると思ってください。特に背中では、半年~1年ぐらい赤みが残る可能性もあります。
他にも、たくさんのお声を頂いています。多くの患者様が予約システムに口コミを登録いただいているので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
→口コミ一覧
首イボ除去でお悩みの方、どうぞmikoメソッドによる治療をご提供しているクリニックに、足を運んでみてください。
ご予約方法について
クリニックごとに予約方法が異なりますので、ご変更をお願いできればと思います。
FLALUクリニック東京浜松町院(旧AdeB)
FLALUクリニック 東京浜松町院(旧AdeB)は、JR浜松町駅から徒歩3分、地下鉄大門駅徒歩0分の場所にあります。
当院では、mikoメソッドによる首イボ治療を実施しているので、ぜひお気軽にお越しください。
なお、完全予約制とさせていただいておりますので、下記の予約フォームからご予約をお願いしております。月曜日〜水曜日、金曜日、土曜日が診察日となります。
FLALUクリニック 大阪梅田院
FLALUクリニック 大阪梅田院は、JR大阪駅から徒歩6分、地下鉄西梅田駅徒歩2分の場所にあります。
予約制+当日診療受付とさせていただいておりますので、予約されている方が優先となります。下記の予約フォームからご予約をお願いします。
AdeBクリニック秋田本院
「AdeBクリニック秋田本院」は、秋田駅から徒歩7分の場所にあります。
当院では、予約不要にて診察可能となっておりますのが、首イボ治療のみ予約制をとらせていただいております。ご予約の際は下記の予約フォームよりご予約をお願いします。
なお、東京院・大阪梅田院・秋田本院ともに、住所は「店舗一覧」よりご確認をお願いいたします。