抗酸化物質として、化粧品に配合されている「アスタキサンチン」
活性酸素、とりわけ「一重項酸素」という紫外線を浴びると生じる物質を強力に消光する成分として、とても素晴らしい成分です。
先日、このアスタキサンチンを一般的な化粧品の8倍配合したクリームというものをサンプルで使ってみたのですが……
「ん??」
塗ったら顔がオレンジ色!?
これはしばらく時間が経過したら、色がなくなるのかしら?っと思い20分ぐらい塗ってそのままにしていたのですが
やはり時間が経過しても顔はオレンジ色です。
確認のために、白いタオルで顔を拭いてみたら
あらあら、タオルにオレンジ色がついてしまいました😱
これじゃぁ、化粧品として使い勝手が悪すぎます。
寝る前に塗ったとしても、お布団やシーツにオレンジ色がついてしまう…… 何か、うまく配合する手を考えないといけません。
効果を優先で高濃度にすると、使い勝手に困った点が出てくる。
使いやすく作ると、効果的な濃度を入れることが難しい……
化粧品作りは、なかなか簡単にはいきませんね。
*トップの写真は、アスタキサンチンの化粧品原料です。
1滴手に乗せましたが、一瞬「血がついている?」と思うくらい濃いオレンジ色です。
高濃度で配合すればするほど、色が濃くなることが良くわかります。
注意:サンプル品は成分を見せてもらえていないので、カロチンなどの着色の可能性もあります。
1滴手に乗せましたが、一瞬「血がついている?」と思うくらい濃いオレンジ色です。
高濃度で配合すればするほど、色が濃くなることが良くわかります。
注意:サンプル品は成分を見せてもらえていないので、カロチンなどの着色の可能性もあります。