みなさんこんにちは👩⚕️
今日は前回に引き続きスマートサイドドットその②ということで、
前回は「スマートサイトドットの基本知識〜効果とダウンタイム〜」から。
スマートサイドドットレーザーによる設定の違いで効果が変わってきますので、その効果の違いはどのように設定するとどのように変わるのかという事をお話ししていこうと思います✨
スマートサイドドットレーザーですが、効果を左右する要素が大きく分けて3つあります。
その3つというのが
②削る深さ
③削る密度
になります。これら3つの掛け合わせの仕方によって効果が異なってきます。
熱量とは
熱量を加えると皮膚が縮まるので皮膚の引き締め効果には一番良いと思います。
引き締め効果にも良いのですが、開いた毛穴を縮めるのにも熱量を加えると効果が高いです。
スマートサイトドットレーザーではない、他の炭酸ガスフラクショナルレーザーの機械の中には熱量があまり加わらないものも存在します。機種によっては熱があまり加わらないように設定可能な物もありますし熱量があまり加わらない＝その分副作用が起こりにくいという目的で熱量があまり加わらないように作っているレーザーもあるのです。
熱量が加わらないタイプで照射すると、治療後に治療部位から点々と出血が起こることがあります。出血するタイプのレーザーは熱量があまり加わっていないと思って頂いて良いかと思います。
深さとは
ニキビ跡というのは、肌が凸凹してることで目立つのですが、凸凹の段差をなくすという意味で削ってあげると段差が滑らかになっていきます。
滑らかになるということは、凸凹をなだらかにすることが可能なので深く治療するほど凸凹をなめらかにする効果が高いです。
密度とは・・・
次に密度になりますけれども、密になるほど治療の改善度というのが上がっていきます。
それを考えると『熱量、深さ、密度』の3つ全てを強くして治療したらいいのではないかと思いますけれども、全ての設定を強くしてしまうとそれぞれのデメリットが出てきてしまいます。
そのためデメリットを考慮しながらどのようなデメリットが自分の中で納得できるのかを考える必要があります。
効果を優先するのか色素沈着などのダウンタイムを減らしたいのかなどの、目的と自分がどれが許せるかというところを相談しながら治療の設定の組み合わせを考えることが大事です。
強い治療によるダウンタイムについて
熱量を多くすればするほど火傷のようなヒリヒリとした痛みが一番強く出ます。
痛みが苦手という方はこの熱量を少なくすると痛みを軽減して治療ができます。また熱が強く加わった部位は色素沈着を起こしやすいので、痛みも苦手、後々色素沈着するのも嫌だという方はここの熱量を減らすことによってそれらの副作用を減らすことができます。
ただ先程お話したように皮膚の引き締め効果や毛穴の収縮という効果は熱量が弱いと効果も落ちますので、自分でそこは許せるかどうかというところを判断していただく必要があります。
また治療の深さに関しては、深いほど治療後のかさぶたが取れるまでに時間がかかってしまいます。通常だと1週間程度でかさぶたが取れてくることが多いですが、深い治療を行った場合はかさぶたが取れるのに10日程かかる可能性があります。
そのためメイクがやり難い事や、人前に出にくい時間がやや長くなるというデメリットが自分の中で許せるかどうか判断していただきます。
また深く治療した場合、治療部位が治った後に赤みが残るという印象があります。日常でもメイク時に治療した部位だけうっすら赤い事や、運動時や入浴後の体が温まった時に治療部位だけ真っ赤になってしまう可能性が、深く治療すると出やすいという印象です。
密度に関しましては、確かに密に治療をすると治療効果は高いですし肌の改善度も高いのですが、密に治療するということは熱が多く加わるので色素沈着を起こしやすくなります。
「改善が何よりも一番っ！！」という場合は、熱量・深さ・密度の全てを強くして治療しますと1回の治療での改善度はかなり高いのですが、その分副作用があるというのを十分にご理解頂いた上で治療していくのがいいと思います。
〜本日のおさらい〜
スマートサイドドットの設定の違いによって、どのような効果効能があるのかについてお話をしました。
熱量と深さと密度の3つの掛け合わせによって効果効能は変わってきます。強い治療はやはりデメリットもあるので、デメリットと相談しながらどのように治療していくかを組み合わせるのが一番良い治療だと思います。
範囲としては部位ごとに小さめな形で区切り、希望部位が治療できるようにと考えています。気になる部分がありましたらまずは試しに治療をしてみると治療した分の効果は一生もので続きますのでお勧めな治療になります。
今日はスマートサイドドットその②ということでお話しをしていきました。
皆さんのお役に立てる情報が少しでもありましたら嬉しいなと思います👩⚕️
