かかとをツルツルにする方法3

かかと ツルツル

さて、3つ目のかかとをツルツルにする方法です!

かかとをツルツルにする方法1
かかとをツルツルにする方法2

注意!!
そして、この方法は、「かかとをツルツルにする方法1」「かかとをツルツルにする方法2」を試してみても、かかとのガサガサが改善しなかった場合にのみ行う方法なので、いきなりこの方法からは試さないでくださいね。

*理由は後述

長年のかかとのひび割れが解決! ステロイド外用

まずはおさらいから。

かかとをツルツルにする方法1では、尿素を使いました。尿素は厚くなった踵の角質のタンパク質の構造を、一部分解することによって、角質を溶かすことができる成分です。

大方の人のかかとのガサガサは、この尿素の効果で十分にツルツルになると考えられます。

「尿素を塗ったけれど効かない」という人は、塗る回数が少ないケースが多いので、まずは最低でも1日2回は塗ることを頑張ってみましょう。

それでも効果が無かった場合、
かかとをツルツルにする方法2です。

こちらは、単純に角質が厚くなってガサガサしているのではなく、水虫菌が潜んでいるからガサガサするタイプでした。

それなので、水虫用の薬を(市販薬でOK)塗ってみましょうというもの。

水虫の薬を出来れば2ヵ月ぐらい塗ってもそれでもかかとのガサガサが改善しない…

そんなケースで、初めて
「かかとをつるつるにする方法3」を試してください。

その方法は、かかとにステロイドの塗り薬を塗る事!!

実はこの方法、かかとのひび割れで皮膚科を受診しても処方されることがない治療です。

…というのも、かかとのガサガサは医学的にも8割以上が角質が厚くなっているか、水虫によるもの。

ステロイドを水虫に処方すると…水虫菌にえさを与えているようなことになり、かえって水虫が悪化します。

それなので、通常は踵のガサガサにステロイドを処方することがありません。

Dr.にとっても、ステロイドを処方して万が一悪化させたら…と思うと、処方する気にならないからです。

そんな方法ですが、私がこの方法に行きついたのは、1人の患者さんへの治療経験からでした。

体の麻痺があり、長年踵のひび割れで悩んでいる方でした。

確かに、麻痺があるために通常よりもかかとに異常な圧力がかかってしまっている状態です。

何年もの間、尿素クリーム、サリチル酸ワセリン、水虫の薬を他のクリニックでもらっていましたが、全く改善しない状態…たまたま娘さんが当院を受診されたときに、相談を受けました。

初めてお会いしたときはかかと、かなりひび割れていて歩くことも大変な状態でした。

一般的な踵のガサガサに用いる薬が全く効いていない。

それに、ひび割れて痛い=炎症が起きている状態 と考えると、まだ一度も試したのことのないステロイド外用薬を試してみる価値があるなと思って、ご本人にも「水虫なら悪くなる可能性がある」ことをお伝えしたうえで、ご納得いただき処方してみました。

そうしたら、たったの2週間で、あんなに長年ひび割れて痛かったかかとが、ひび割れなくなったのです!!!

患者さんと一緒に、感激しましたね~。

やはり、何をしても治りにくい踵のガサガサ・ひび割れ=炎症ととらえて間違いなかったようです。

この一件以降

かかとをツルツルにする方法1
かかとをツルツルにする方法2

で、改善しなかった場合に、かかとをつるつるにする方法3 「ステロイドを塗る」という処方を行っていますが、今のところ皆様とてもきれいに改善しています。

ひび割れが強い場合は「貼るステロイド剤」

かかとのひび割れが強い場合、一番おすすめできるタイプは、トップ画像にある貼るステロイド剤。

ひび割れているところをくっつけるように、かかと全体を覆うことをオススメします。

難点は、処方薬でしか手に入らないこと。

ドラックストアでも購入できるステロイド外用薬

ドラックストアでも、ステロイド外用薬を買うことができますが、現在市販されているものは、皮膚科で処方される薬の中では、マイルド~中等度クラスのもののみ。

しかもほとんどがマイルドクラスのステロイドです。

かかとのガサガサに使うのであれば、おススメはストロングクラスのステロイド外用薬

市販薬で販売されているのは
・ベトネベート
・フルコートf

のみ(*2019年4月現在)

かかとに使うのであれば、この強さでも安全に使用できます。

購入時の注意!
これらの市販薬、ドラックストアで見ると複数種類あります。

例えば、ベトネベートですと

①ベトネベートクリーム
②ベトネベートN軟膏

う~ん。ちょっとどちらもいまいち。

①ベトネベートクリーム:主成分 ベタメタゾン吉草酸エステル

このベタメタゾン吉草酸エステルという成分がステロイドなので、その点は◎
問題は、クリーム基材というところです。

かかとがガサガサなだけの人には◎
かかとがひび割れている人には✖:クリーム基材がしみる可能性がある

②ベトネベートN軟膏:主成分 ベタメタゾン吉草酸エステル、フラジオマイシン
軟膏なのは良いのですが…フラジオマイシン(抗生剤)でかぶれを起こす人がいます。
かぶれやすい人は要注意です。

余談ですが、フルコートf軟膏も、フラジオマイシンが配合されていました。これはきっと、市販薬で自己判断での外用になる故、万が一感染しているところに塗ってしまっても大丈夫なようにという安全面からの配慮から配合されているのかしら?

そう考えると、なかなか市販薬で良いステロイド剤というものはないようですね。

安全面を考えると、かかとのガサガサがあって、ひび割れていない人のみ、市販薬ではベトネベートクリームがおすすめ。

ひび割れている人は、一度皮膚科で相談してください。という事が結論ですね。

★皮膚科で相談する時のポイント★

皮膚科で相談してくださいとは言ったものの、なかなか希望通りの薬を処方してもらえることが少ないと思います。

そこでおすすめは

・尿素クリーム(ケラチナミン)やサリチル酸ワセリンを塗ったけれど全く改善しなかった
・水虫の薬(ラミシール、ニゾラール、マイコスポールなどなど)を数ヵ月塗ったが改善しなかった


今まできちんと治療したが改善が無かったという科学的な根拠

を伝え、その上で

同様の症状があった友人が、貼るステロイドの薬で良くなったから自分も試してみたい。
悪くなってもイイから。

身近で良くなった人がいるという経験例、自己責任で試したいというアピール

をおこなってみると、割とすんなり処方してもらえるかもしれません。

ただし、最も的確な診断を下すのは、直接見ている今目の前にいるDr.です。そのDrがステロイドはNGと言った場合は、そちらに従ってくださいね♪

注意:当コラムの内容:ステロイド外用薬を塗る ことにより、皮膚に感染がある場合や、水虫菌がいる場合は症状の悪化を招くことがあります。医師として実際に皆様の症状を見てアドバイスをしているわけではありませんので、かかとのひび割れにステロイド外用薬を塗って悪化した場合、当方では一切の責任を負いませんのでご了承ください。症状の悪化や皮膚に異常を感じた場合は、速やかにお近くの皮膚科医の診察を受けてください。

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