美肌になる法則(8)

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皆様こんにちは。Mikoです👩‍⚕️

化粧品の処方の勉強をしていますが、
これが本当に難しい!!!

有効成分はわかりやすいけれど

・化粧品の防腐剤
・化粧品の使用感を良くするためのあれこれ配合されているもの
・それに界面活性剤も種類がたくさんありすぎて「どんな働きをするか?」もひとくくりにできない。

さらに、それだけではないのです!!!!

まとめて、勉強できるような本や教科書もない。

調べたくても
サンプルや資料も手に入らない……(あ、ここ数ヵ月さまざま交渉して、ある程度は入るようになりました)

もぉ~~~

ホントに嫌になる

そんなグチをこぼしつつ
自分なりにまとめて、資料を作っています。

そんな化粧品の中身作りですが、できるだけわかりやすく説明していきますね!

このブログを読んでいただくと

・化粧品の処方は何がどうなっているかなんとなくイメージできる
・自分の求めている化粧品にたどりやすくなる

毎日自分のお肌につけるものを選ぶ目が、養われます!

化粧水の処方構成を知る

では早速、お勉強スタート。

化粧水を処方するときの
おおまかな分類をお伝えします!

・水
・有効成分
・保湿成分
・有効成分を溶かすための基材
・界面活性剤
・防腐剤

ふ~ん・・・

・・・・

・・・・

で?  っと思いますよね。

そこで
ドレッシングを思い浮かべながら考えていきましょう!

ドレッシング

ドレッシングは
おうちで作るとしたら



塩コショウ
砂糖

などなどです。

これを化粧水と比較すると

酢=水
油=保湿成分
塩コショウ、砂糖=有効成分

と言えます。

おうちで作ったこのドレッシングは
酢と油は一瞬は混ざり合うけれど、時間とともに分離しちゃいますよね。

自宅だと分離してもいいですが、
スーパーで売っているドレッシングは
分離しちゃっていると見栄えがいまいち……

そこで
分離しないように、乳化剤という水と油をくっつける成分を入れます。

この「乳化剤」=「界面活性剤」です。

では、このドレッシングに粉チーズ(有効成分)を混ぜてみましょう!

粉チーズは水にも油にも溶けません……

でもなんとかチーズを溶かしたい!!! 

そんな時に登場するものが

溶けにくいものを溶かす液体…化粧品だと高級アルコールなどなど

最後に、
スーパーの売り場にあるドレッシング……常温で置いておけるようにしたいし
賞味期限も1年ぐらいは欲しいものです。

これを可能にするのが、

保存料=防腐剤

です。

他にも一気に容器からドレッシングが出すぎないように
ドレッシングの「とろみ」=「増粘多糖類」などもほしいですね!

いかがでしょう?
ドレッシングと化粧水の構成ってかなり似ていると思いませんか?

もう一度ドレッシングと化粧品の中身をまとめると

酢=水
油=保湿成分
塩コショウ、砂糖=有効成分
粉チーズ=有効成分
チーズを溶かす液体=有効成分を溶かすための基材
とろみ=増粘多糖類
乳化剤=界面活性剤
保存料=防腐剤

と言えます😊

ご自宅で、作り立てのドレッシングを作るのであれば
不要な成分

・チーズを溶かす液体
・トロミ
・乳化剤
・保存料

など、使わなくても十分ドレッシングができます。

だって、最も大事な味のところには関係していない成分ですから。

同じように化粧水も
・有効成分を溶かす基材
・増粘多糖類
・界面活性剤
・防腐剤

は、何も肌がきれいになるためには役に立っていないことが多いので
配合されている成分の中で、

本当に必要な成分(有効成分)はどのくらい入っているか? を考えて化粧水を選んでみてください!
*一部の界面活性剤は、有効成分が浸透しやすいように使われている場合もあります。

話はドレッシングと化粧水の比較に戻ります。

自家製ドレッシングであっても、
作り置きをするなら、保存のための注意が必要になります。

このように、
ドレッシングを使うたびに「悪くなったり腐ったりしたら大変」
冷蔵庫で保管するし、
数ヵ月使わなかったら

「もったいないけれど、もしかびてたりしたら危険だから捨てよう」と

体への悪影響を考えて捨てられる……

それなのに
同じような構成の化粧品は
室温において、何か月も放置後、半年ぶりにそのまま使ってしまう。

私もついついやってしまいます。。

でも
腐ったり劣化していたり、雑菌が繁殖していかもしれない
化粧水をお肌に塗っていると考えたら・・・

とてもコワい😱
使っていない化粧水は、封が当ていているのであれば、このブログを読んだ後、すぐに捨てちゃいましょう!!

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